中央大学法学部通信教育課程を卒業した管理人が システムの分かりづらい中央大学通信教育について 実際の体験、学習の仕方を書いています。もう卒業したので次のLLMという目標に向かってのことが中心のブログとなります。

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法人の犯罪能力

2006 - 03/10 [Fri] - 02:47

 
 法人の犯罪能力


 法人の犯罪能力について以下に述べる。
法人の行為は刑法に言う犯罪行為を行うことが出来、且つ
法人に刑罰を科すことはできるのであろうか。

 現在では法人における活動が社会的に有害であることの
増加に伴って、数百の法人を処罰する規定が設けられている。
このようなことを念頭に置き法人の犯罪能力が認められるかを
考察してくこととする。

 まずは、学説から見ていくことにしよう。
法人の犯罪能力否定説これは判例となっている。
この説で法人の犯罪能力を否定する理由については
刑法は①伝統的に自然人のみを処罰してきたこと
②現行刑法では、生命刑、自由刑が中心となっており、身体という
実態のない法人が犯人であることを予定していない。
③実態のないのに関わらず、道義的責任、倫理的な非難を加えられ
るか不明である、という①~③の理由から判例では法人の
犯罪能力を否定した。

 しかし、先述したように、今日の社会では法人の社会的な活動が
有害であることが増加しており、法人処罰の規定があることから
法人の犯罪能力を肯定しても良いのではないか。

 通説では、法人の犯罪能力肯定説が説かれている。
法人の犯罪能力を肯定する理由として①法人は法律の規定した
実態のないものではなく、社会的的な実在があり、機関たる個人とは
別の社会的評価を受け、社会的非難を受ける②特別法には法人を
処罰する規定がある。否定説では法人の処罰規定は特別に認めた
とするが、犯罪能力なしに受刑主体とするのは不合理である。
③生命刑、自由刑は自然人にしか執行出来ないが財産刑ならば
法人や企業に対して執行可能である。

 上記のことから考察すると、法人を自然人と同じに処罰
することは出来ないが、今日の有害的な活動の増加により
法人の処罰規定もあることから、法人の犯罪を犯罪能力を
肯定するべきであるとあると思われる。


                    以上


 次回は両罰規定について論ずる。 

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Author:NORI
 中央大学法学部通信教育課程を2008年
9月30日に卒業致しました。
 今からはLLMに向けて英語の学習とお金を
少しばかり貯めることに励むブログになると
思います。

 LLMプログラムの説明をしないといけないですね。LLMプログラムは法学部卒業した学生に対して認められる米国弁護士を取得するために用意されたロースクールプログラムです。
 1年という超短期です。海外の司法試験は受かりやすいと聞いてはいますが、純日本人の僕にとっては、もしかしたら日本の司法試験より難しいかもしれません(><)

 まだまだ、目標に向かってやっていきます☆☆☆
まずは英語をもっと、もっと励みながら、仕事も
しながら上手く乗り切っていきたいと思います。


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